子どもたちの夢が詰まった イベントをカタチに。 トレンドを発信し続ける 池袋パルコの想いに迫る

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子どもたちの夢が詰まったイベントをカタチに。トレンドを発信し続ける池袋パルコの想いに迫る 2022.04.22

OVERTURE

最新のファッションやコスメ、雑貨、スイーツを揃え、トレンドの発信地として大切な役割を担う池袋パルコ。訪れる人々に充実した買い物体験を届けることはもちろん、近年は地域と連携したユニークなイベント企画にも力を注いでいます。株式会社パルコの坪井水季さん、株式会社パルコスペースシステムズの久世洋子さんに、パルコが届けるサービスの狙いや想い、持続可能な社会への貢献のカタチについて伺いました。

Profile 坪井 水季/久世 洋子 Mizuki Tsuboi/Yoko Kuze

坪井 水季/株式会社パルコ池袋店で営業を担当。店舗のプロモーションや、近隣企業との連携による回遊イベントの企画・広報など、さまざまな活動を行っている。

久世 洋子/空間設計・デザインや、ディスプレイ演出などの総合空間事業を手掛ける株式会社パルコスペースシスムズに在籍。池袋パルコのショーウィンドウを使った展示にも取り組んでいる。

色とりどりの服や雑貨、繊細にデコレーションされたスイーツ——。

大勢の人が行き交う池袋パルコの中には、見ているだけでワクワクするようなアイテムが並んでいます。コロナ禍により人の流れが少なくなった際、坪井さんによると「ピンチ」が新たな挑戦を生むきっかけにもなったそう。

坪井 「2021年の冬には、サンシャインシティや各公園内のカフェと連携し、『IKEBUKURO LOVE WINTER』キャンペーンを実施。各スポットを巡るスタンプラリーやSNSを使った抽選イベントを通じて、まちの活性化にトライしました。5施設共同での回遊企画は初めての試みでしたが、結果として地域の結束が深まり、活動の幅も広がりました」
2021年度は、その他にもさまざまな企業・団体と連携したイベントを数多く開催。その1つが、新渡戸文化小学校とHISと協同で行った特別授業「Have a nice trip! Hello new world!」です。

久世 「外出が制限される中でも子どもたちに空想の旅を楽しんでもらおうと、授業の中で架空のキャラクターや地図、施設を創り出し、完成した作品を池袋パルコのショーウィンドウとHIS店内へ展示しました。自分が考えた作品がパルコに飾られると聞いたときの子どもたちの笑顔は、今でも心に残っています」

プロジェクトのコンセプトは「創ってつなぐ」。作品の素材には廃材が使用され、展示終了後は小学校に設置されるなど、サステナビリティに配慮している点もポイントです。
  • 株式会社パルコ 坪井さん

  • 株式会社パルコスペースシスムズ 久世さん

久世さん・坪井さんは今後の展望をこう語ります。

久世 「子どもたちならではのユニークな視点やアイデアは、これからのまちづくりにも役立つはずです。一方向ではなく、大人と子どもが相互に学び合う場を創っていきたいですね」

坪井 「池袋パルコは、これからさらにジェンダーレス・エイジレスなサービス提供の場へと発展していきます。今回展示に協力してくれた子どもたちも、近い将来、お客様として来場されるはず。リニューアルしたパルコで、充実した時間を過ごしてほしいと思います」


※HISでの展示企画は終了しております

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