より良いチームとしまのためのリスタート。 第四回全体会を開催。

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より良いチームとしまのためのリスタート。
第四回全体会を開催。
2024.02.28
2024年2月末。池袋サンシャインシティにて、令和5年度の最後を締めくくる「第4回チームとしま全体会」が開催されました。

高際区長による冒頭のあいさつでは、チームとしまへのさらなる期待が語られました。

高際 「行政側が今何を考えていて、何を課題として抱えているのか。これらをチームとしまの皆さまと共有し、解決に向けた新たな視点をいただけたらと考えています。企業同士の連携によって生まれるアイデアに大いに期待しています」
続いて参画企業を対象とした、チームとしまに関する事前アンケート結果の発表とパネルディスカッションコーナーに。
アンケート結果では、チームとしまへの参加を通じて「企業の一体感が増した」「交流の輪が広がった」という回答が寄せられるなど約8割の企業が満足と感じている一方で、「実際に企画やアイデアをかたちにしていく点に課題を感じている」との回答も見られました。

株式会社サンシャインシティによるファシリテーションのもと、パネルディスカッションには株式会社Xcountry、株式会社JTB、豊島区役所からそれぞれ代表者が登壇。
Xcountryは、昨年池袋を舞台にしたストリートカルチャーの祭典「TOSHIMA STREET FES」を初開催。その経験をもとに、新しいイベントや企画提案時に周囲を巻き込むためのポイントなどがシェアされました。
また、JTB担当者からは、豊島区での新しい試みとして提案中である職場体験プロジェクト「キッズジョブチャレンジ」やアニメとコラボした区内周遊ツアーなど新企画への想いなどについてお話がありました。その企画のきっかけとなったのは昨年度チームとしまで出展した大阪・関西万博に向けたイベント「Warai Mirai Fes」だったと言います。
  • 左:株式会社サンシャインシティ 倉林氏、右:株式会社Xcountry 鴇崎氏

  • 左:株式会社JTB 椿氏、右:豊島区 星野氏

Xcountry 鴇崎 「チームとしまでのプレゼン後に興味を持って声をかけてくださった企業の方とは濃いお付き合いにつながっています。僕がチームとしまで大切にしていたのはみんなが1つになって、もっととしまをワクワクさせよう、という想いでした。今後、よりカジュアルに『としまでこんなことできないか』と話し合える場があるとさらに盛り上がっていくのではないかと感じます」
JTB 椿 「チームとしまのメンバーと一緒に運営したイベントブースで子どもたちがすごく楽しんでくれたのが印象的でした。そんな企画がまたできないかと思い、区の方々と相談を進めています」
豊島区 星野 「行政は部署が多く、縦割りになってしまいがちです。としまをより活性化させていくうえでも、みんなで実現に向けて動いていくための雰囲気・システムが大切であると感じます」
パネルディスカッションの後は、高際区長から「区民による事業提案制度」の紹介と協力の呼びかけがありました。今後さらにスピード感を持って、さまざまな提案を実現できるよう、豊島区の「本気度」を示していくとのことです。

また、東京海上日動火災保険株式会社とマテックス株式会社からは「Well-being City豊島区構想」連続講座の案内も。最後に、ファウンダーからの挨拶とチームとしまについての感想や提案を持って、今年度の全体会は締めくくられました。

全体会の後は、サンシャイン60展望台てんぼうパークにて交流会が開かれ、チームとしまのこの1年間を振り返り、さらなる発展に向けたリスタートの会となりました。来年度以降、更なるブーストに期待が高まります。

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