豊島区をストリートカルチャーの聖地に——。

いつもはクラシックコンサートや屋外演劇の舞台として使用されることが多いグローバルリングですが、「としま文化の日WEEK」の11月4日、5日の2日間は一味違う様相に。カラフルなジャンボ滑り台やハンモックが出現し、ポップな音楽が流れ、アーティストや子どもたちの元気な声が響く会場。「TOSHIMA STREET FESTIVAL」が開催され、まちを行き交う人たちもつい足を止めて見入っていました。

当イベントは、株式会社Xcountryをはじめ、業種や業態を超えて豊島区を盛り上げる「チームとしま」の企業を中心に、今年初開催されました。文化都市豊島区に新たな「ストリートカルチャー」を根付かせるうえで、大切なイベントの1つでもあります。

 
注目の取り組みは、ストリートダンスやパルクール、けん玉、ダブルタッチなどさまざまなアーバンスポーツを体験できる「スクール・オブ・アーバンスポーツ」。子どもの遊び場が少ないと言われる中、世界レベルのアーティストが講師となり、子どもたちが楽しそうに体験する様子を、保護者の方々も顔をほころばせながら見つめていました。

午後になるとグローバルリングのステージで講師のアーティストたちが一流のパフォーマンスを披露。多くの来場者の前で繰り広げられる大技の数々に、拍手が鳴り響きました。

 
1日目は他にも音楽演奏やMCバトルが夜まで繰り広げられ、そして2日目には中池袋公園を舞台にパルクール大会やNFT ART STREETが開催されるなど盛りだくさんの2日間に。3万人を超える人々が訪れ、としまのまちにストリートカルチャーが芽吹きました。

豊島区から世界へ。ストリートカルチャーの聖地に向けて歩みを進めていきます。