地域にひらかれた、学びと交流の拠点。 窓と本が人々をつなぐ HIRAKU IKEBUKURO 01 『SOCIAL DESIGN  LIBRARY』

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地域にひらかれた、学びと交流の拠点。窓と本が人々をつなぐHIRAKU IKEBUKURO 01『SOCIAL DESIGN LIBRARY』 2023.07.07

OVERTURE

「ソーシャルデザイン」という言葉を知っていますか?それは、まちづくりに大きく関わる、インフラやルールなどを幅広く設計すること。そんなソーシャルデザインについて、としまのみんなで考える「SOCIAL DESIGN LIBRARY」がオープンしました。手掛けたのは、上池袋で「窓」の卸売事業を展開するマテックス株式会社。地域をつなぐ新たな試みについて、経営企画部の戸口さん・岩崎さん、そしてスタッフの金子さんにお話をお伺いしました。

Profile マテックス株式会社 MATEX Co.

戸口 直哉 Naoya Toguchi
マテックス株式会社 経営企画部部長。池袋は学生時代の遊び場。
岩崎 美紗子 Misako Iwasaki
マテックス株式会社 経営企画部。チームとしまの取り組みにも参加。
金子 真美子 Mamiko Kaneko
マテックス株式会社 HIRAKUスタッフ。地域コミュニティに関心がありHIRAKUスタッフに。

地域にひらかれた、つながりを創出する新しい「ライブラリー」───。

JR池袋駅東口から徒歩10分。「HIRAKU IKEBUKURO 01 SOCIAL DESIGN LIBRARY(以下SDL)」は、さまざまな人にひらかれた学びと交流のスペースとして、今年5月に上池袋でスタートしました。
戸口 「きっかけはソーシャルデザインを専門としておられる立教大学の中村陽一教授がご退任されると聞いたことでした。1万冊にもおよぶ蔵書をまちのために活かせないか。そんなアイデアからこのプロジェクトはスタートしました」

「SDL」を運営するのは、ガラスやサッシ・インテリアをはじめ窓の卸売事業などを営むマテックス株式会社。暮らしの内と外をつなぐ「窓」を手掛ける企業として、まちをつなぐ新たなチャレンジを進めています。
SDLでは、中村教授の貴重な蔵書を閲覧できる他、本棚の一区画を借りて書店オーナーになれる「HIRAKU書店」などを展開しています。セミナーや講座、気軽に参加できるイベントなども多数開催されるので地域企業同士のマッチングにとどまらず地域住民と企業が交流できる場にもなっています。

岩﨑 「窓の会社らしく、内装はガラス展示を兼ねたものも。現在は流通していない昭和レトロガラスを『サイクルガラス』としてリユースし、再利用しています。なつかしさを感じるデザインガラスとも出会えるかもしれません」
金子 「集う人やものが主役になれるようできるだけシンプルなギャラリーのような空間を目指しました。内装などは素材の良さを生かし、環境に優しい塗装などを使用しています」
  • 築30年の倉庫をまちのコミュニティスペースとしてリノベーション

  • 昭和レトロなデザインガラスを利活用した内装

  • メインパートナーが利用可能なシェアオフィスとワークスペース

  • シェア型書店「HIRAKU書店」。すでに3区画でオーナーが確定

  • 書庫スペースには1万冊近い書籍を保管

  • セミナーなどに活用可能なスペースも

戸口 「僕にとって、幼いころから東京といえば『池袋』でした。大きく変化するとしまのまちのために、この場所からどんなことができるのか、これから町の皆さんと一緒に考えていきたいです」
岩崎 「みんなで一緒にやっていこうという想いが強い人が多い点は、とても刺激的ですね」
金子 「池袋は文化発信の拠点で、私にとってあこがれの場所でした。そんなまちの魅力が、区外にも広く知られるようになってほしいです」


内から外へ空間を開くことで、人と人がつながり、新たなまちをデザインする場。上池袋でよりよいまちづくりを一緒に考えていきませんか。

NEWS

「SOCIAL DESIGN LIBRARY」で各種イベント開催!

SDLではさまざまなセミナーやオープンセッションなどを開催予定。
「HIRAKU書店」オーナーも引き続き募集中です。

関連するSDGs

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