【子育てしやすい街ランキング1位記念:第1章】 「共働き世帯が子育てしやすい街」豊島区。 子どもと女性にやさしい、まちづくりの秘訣とは

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【子育てしやすい街ランキング1位記念:第1章】「共働き世帯が子育てしやすい街」豊島区。子どもと女性にやさしい、まちづくりの秘訣とは 2023.03.08

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少子化が加速する昨今、全国の自治体ではさまざまな子育て支援策を打ち出しています。日本経済新聞社と日経BPの情報サイト「日経xwoman」の調査にて、この度豊島区は「共働き子育てしやすい街」ランキングにて全国1位の評価を獲得しました(※)。まち全体で子どもを育てる、豊島区の取り組みをご紹介します。

※首都圏などの主要市区や政令指定都市、県庁所在地市、人口20万人以上の180市区を対象に2022年9~10月に実施し、165市区が回答。

 
豊島区では、2014年に「消滅可能性都市」の指摘を受けて以来、より一層力を入れて「子どもと女性にやさしいまちづくり」に取り組んできました。現在では、保育園の待機児童ゼロを実現。さらに妊娠期のフォローから女性の活躍支援やまちの環境整備まで、幅広く取り組んでいます。

高際副区長 「たとえばかかりつけ医のように、子育てを保育士さんに相談できる『マイほいくえん』事業は高く評価いただきました。それだけでなく、保健所から男女平等推進センター、教育委員会など複数の部署が横断的に協力し取り組んできた点が豊島区の子育て支援の強みです」

子ども家庭部 副島部長 「区民の皆さんからも『こんな事業が必要だと思う』と意見もいただきながら一緒に考え、組み立ててきました。今回は、これまでの公民連携の豊島区の取り組みをご評価いただけたということで、みんなが自信を持つことができ、本当にうれしいことです。みんなで事業を育てる、という文化が豊島区にはあると感じています」
  • 高際副区長

  • 子ども家庭部 副島部長

今回のランキングは、「共働き」家庭が子育てしやすい街として評価されたことも、大きなポイントの1つです。共働き世帯は、現在の日本で増えつつある家族の形態ですが、仕事と子育てを両立する負担は大きく、当事者にとっては心配事が尽きません。そんな不安に寄り添う、伴走型支援のさらなる拡充を目指しています。

高際副区長 「子育て世帯がいい意味で楽に暮らせるまちづくりを進めていく。そのために、今後はもっと多くの子どもたちの意見も聞いていき、そして、取り組みに携わるみんなが『子育てサポートが楽しい』と感じられる文化にしていきたいですね」
子どもの成長に合わせた途切れない支援。その実現のためには、組織の枠を超えた連携だけでなく、区役所内の環境整備も欠かせません。豊島区では、今後さらに子育てしやすい街を実現していくべく、関係する各部署それぞれの取り組みの現状と展望について、意見を交わす座談会を実施しました。第2章・3章では、座談会の様子を通じて各担当者の「想い」に触れてみてください。

NEWS

日経xwomanと日本経済新聞社が「自治体の子育て支援制度に関する調査」

2022年版「共働き子育てしやすい街ランキング」で総合編1位に東京都豊島区が選ばれました。ランキングの詳細はこちらをご覧ください。

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