体を動かすのって、やっぱり楽しい――！

この感覚は、大人も子どもも変わらないもの。秋晴れの空の下、イケサンパークで行われたイベント「スクールオブアーバンスポーツ」では、大勢の子どもたちが今まで体験したことのない新しいスポーツのスタイルに、興味深々な様子で取り組んでいました。

アーバンスポーツとは、特殊な場所や大がかりな機材を使わず、今住んでいる「都市」の中でできるスポーツのこと。3年ほど前のパフォーマーとの出会いをきっかけに、その魅力を伝えたい！とイベントなどの取り組みをスタートした鴇崎さん。

鴇崎 「過去には静岡の三島市や神奈川の横須賀市でイベントを行いましたが、東京都内では豊島区が初めて。ご縁があって、全国一の高密都市である豊島区・池袋でのイベント開催することになりました」

イベントではさまざまなスポーツをパフォーマーに教えてもらえる体験ブースを設置。「パルクール」「ダブルダッチ」「フリースタイルバスケ」「フリースタイルフットボール」「けん玉」「スラックライン」の計6種目が展開されました。

鴇崎 「アーバンスポーツは、勝ち負けではなく『楽しむ』スポーツ。パフォーマーも、子どもたちも、一緒になって楽しむからこそ自然と『仲間』になれるんです」

体験会の合間に行われたプロによるパフォーマンスでは、大人も子どもも釘付け。パフォーマンス後の体験会では、なんとか真似してみようと試行錯誤する子どもたちの姿が見られました。

鴇崎 「豊島区は、このスポーツにぴったりのまち。今後も継続的にイベントを行い、アーバンスポーツのまちとしての印象を作っていけたらと思っています。グローバルリングでもイベントを行って、豊島区制100周年の頃には『アーバンスポーツの聖地』と言われるくらいにしたいですね」

スポーツの持つ力が、としまのまちをさらに明るく盛り上げていきます。