「なんか面白いこと」を届ける。 まちづくりのハブとなる サンシャインシティの これまでとこれから【後編】

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「なんか面白いこと」を届ける。 まちづくりのハブとなるサンシャインシティのこれまでとこれから【後編】 2022.03.14

OVERTURE

オフィスや水族館、展望台、ショッピングセンター、博物館、劇場などの複合施設で、区民や訪れた人たちの「憩いの場」として愛されているサンシャインシティ。地域との結びつきも深く、地域のさまざまな方と連携した活動を通じて、まちづくりの一翼を担っています。後篇では、豊島区との関係やサンシャインシティが目指す未来の姿について伺います。

Profile 倉林 真弓 Mayumi Kurabayashi

株式会社サンシャインシティで、2020年に新設された部署「まちづくり推進部」のミドルマネージャー。地域とともにまちづくりに取り組むほか、自社のサステナブルについて見つめなおすなど、地域と企業の持続可能性を考え、さまざまな取り組みを行っている。

 
株式会社サンシャインシティは、「サンシャインシティ」の運営だけでなく、地域と連携した取り組みにも力を注いでいます。

例えば、池袋駅東口のグリーン大通りで実施している、まちなかをリビングのように居心地よい空間にする取組み「IKEBUKURO LIVING LOOP」の企画運営や、毎年夏に開催される「サンシャインシティ納涼盆踊り大会」への協力など、区民や池袋に訪れる人の交流の場づくりをしています。


倉林 「盆踊りの時期には、地域の方々やテナントで働く人たちが一緒にお祭りを楽しんでいます。とても素敵な光景で、毎年刺激をもらっていますよ」
  • IKEBUKURO LIVING LOOP

  • サンシャインシティ納涼盆踊り大会

  • 地域と連携して実施しているゴミ拾い活動

  • 子どもの笑顔溢れるサンシャインシティ

倉林「豊島区のいいところは、区民の皆さんがいきいきと躍動しているところ。また、個人的には西武池袋線沿線の椎名町駅や東長崎駅の周辺に漂う、どこか安心するローカルな空気感が好きですね。どこかほっこりできる場所があるのも豊島区の魅力だと思います」

豊島区は現在、ウォーカブルなまちづくりや池袋駅の東西を結ぶ再開発構想を掲げ、取り組みを進めています。地域を担う企業の一つとして、こうした取り組みに積極的に参加していきたいと倉林さんは語ります。

倉林 「豊島区をより活気のあるまちにするという試みは、当社だけではできません。
これまで『点』として活動していた地域の人や企業、団体など皆さんと連携することで、『線』そして『面』として活動が広がり、より良いまちの実現へと向かっていくはずです」
 
ただの「建物」ではなく、訪れた方々の「思い出」を創出するサンシャインシティ。 きたる2023年には、開業45周年を迎えます。

倉林 「サンシャインシティは、皆さんにとっての「連携のハブ」といった存在になりたいです。地域と企業が支え合い、お互いに発展を遂げていくという関係が理想ですね」


長く地域と一緒に時を過ごしてきた企業が、としまとともに進めるまちづくり。
そこには、多くの可能性が秘められているのです。


※訪れる人にとって、リビングのように居心地の良い空間を提供するべく始まった取り組み。毎年、グリーン大通りの歩道を活用して、産地直送の野菜や、コーヒー、クラフトビールなどの屋台やキッチンカーが連なるマルシェや、音楽の演奏、ストリートファニチャーの設置など、多種多様な試みが行われている。

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