子ども 大使が描く 「としまの 未来」。 夢と希望が あふれる、 まちの姿とは。

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子ども大使が描く「としまの未来」。夢と希望があふれる、まちの姿とは。 2022.02.03

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豊島区のまちを楽しみ、その魅力を広めるため2021年11月に創設された「子ども大使」。2022年1月には、子ども大使がとしまの未来を考えるスペシャルイベントを開催しました。区長との対話を通じて、子どもたちが思い描くまちの姿に迫ります。

Profile 子ども大使 Children's ambassador

まちづくりを牽引する「国際アート・カルチャー特命大使/SDGs特命大使」に子ども大使が創設された(その他、「個人」「学生」「団体」「企業」といった多様な主体が参画可能)。豊島区が好きという気持ちがあれば誰でも応募でき、中学生までの幅広い年代の子どもたちが参加している。まちの魅力を発見して伝えたり、イベントに参加したりと、活動内容は多種多様。

区長さん、おはようございます!――。


元気いっぱいな挨拶の声が区長室に響きます。部屋に集まったのは、豊島区の「子ども大使」をつとめる、幼稚園から小学生、中学生の子どもたち。この日、『SDGs未来都市!子ども大使スペシャルイベント』が開催され、23名の子どもたちが「としま区のみらい、こんなまちにしたい!」というテーマで発表を行いました。

子どもならではの自由な発想で描かれる未来は、高野区長の意表をつくものばかりです。
 
子ども大使 「みんなが住みやすいまちにするために、街中にスプリンクラーを作りたいです!冬はスキー場みたいに温水を使って雪を溶かせるし、夏は冷水で道路の熱を冷ませます。道端脇の花壇に木を植えれば、流れた水を吸い上げて、緑も増えるはず。こういう取り組みをすれば、地球温暖化対策にもなるんじゃないでしょうか」

子ども大使 「僕は、歴史や文化をたくさんの人に知ってもらえるまちにしたいです。鬼子母神堂や巣鴨地蔵通りなど、豊島区にはすてきな場所がいっぱいあります。その魅力を知ってもらうために、『SDGsで人をつなぐ』スタンプラリーを提案します。豊島区のSDGsを見つけながら各地を巡っていけば、みんな地域の魅力に気づくと思います」
 
ほかにも、「パラスポーツができる施設を作りたい」「まちから電線をなくしたい」「無料で誰もが使える遊園地がほしい」など、発表される意見はさまざま。高野区長は1つ1つのアイデアに目を輝かせ、どうしたら実現できるかを子どもたちと一緒になって真剣に考えていました。

高野区長 「豊島区をよくしたいというみなさんの思いが表れていて、とても感動しました。今すぐ実現するのは難しいものもあるかもしれないけれど、今日聞いたお話は整理して、区役所の中で話し合っていきます。豊島区は今年で90周年、その次は100周年を迎えます。その未来を目指し持続的に取り組んで、素晴らしいまちにしていきましょう」

 

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